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結論からいうと、薬剤師求人の「年間休日120日」は休みが多い目安ですが、土日祝がすべて休みという意味ではありません。
土曜半日勤務の数え方、祝日がある週の公休日、休日当番、年末年始・夏季休暇、有給休暇、欠員時の休日出勤まで確認して、実際の年間勤務日と連休の取りやすさを比較しましょう。

年間休日120日なら、カレンダーどおりに土日祝が全部休みですよね?

120日は合計日数の目安。土曜勤務や祝日振替がある薬局もあるから、休日の内訳と実際のシフトを見よう。

この記事の重要ポイント
- 年間休日120日は、必ずしも土日祝休みではない
- 有給休暇は通常、年間休日数とは別に扱われる
- 土曜半日を「0.5日」と単純計算できるとは限らない
- 祝日がある週に平日の公休が消えるか確認する
- 休日当番・研修・欠員対応と代休の実態を聞く
- 年収差と休日差を数字にして求人を比較する
- 薬剤師求人の年間休日120日とは何を表す?
- 年間休日120日は多い?何日働く計算になる?
- 年間休日120日なら土日祝はすべて休める?
- 週休2日制と完全週休2日制はどう違う?
- 土曜半日勤務は年間休日にどう数える?
- 祝日がある週は平日のシフト休がなくなる?
- 有給休暇は年間休日120日に含まれる?
- 休日当番や研修日は年間休日を減らす?
- 年間休日と休みやすさが一致しないのはなぜ?
- 年収と年間休日はどう比較すればよい?
- 職場別に年間休日120日の注意点は違う?
- 子育て・介護中は何を優先して確認する?
- 年間休日120日の内訳を自分で検算する方法は?
- 年間休日数に含まれやすい休暇・含まれにくい休暇は?
- 有給取得率より平均取得日数を聞くべき理由は?
- 年間休日が多くても拘束時間が長い求人に注意する理由は?
- 年間休日110日と120日は生活でどれくらい違う?
- 繁忙期と閑散期で休日数が変わる求人はどう見る?
- 求人探しから入社後まで、いつ何を確認する?
- 入社前に確認する20項目チェックリスト
- 面接・担当者に聞く質問テンプレート
- 求人票だけで分からない休日実態を比較する方法
- 年間休日120日の求人が向いている人は?
- 3つの生活ケースではどの求人を選ぶ?
- 転職担当者へ渡す条件整理メモの作り方は?
- 数字が良くても慎重に検討したい求人は?
- 薬剤師求人の年間休日120日に関するFAQ
- 参考文献・確認した一次資料
- まとめ|年間休日120日は内訳と取得実態まで確認しよう
薬剤師求人の年間休日120日とは何を表す?
年間休日数は、会社の就業カレンダー上で労働義務がない日を1年間で合計した数字です。一般に週休日、国民の祝日、会社が休日に定めた年末年始や夏季休暇などが含まれます。ただし、内訳は会社ごとに異なります。
年間休日120日という数字だけでは、毎週どの曜日が休みか、祝日に必ず休めるか、土曜勤務が月何回あるかまでは分かりません。日曜・祝日が休みで、残りをシフト休にする薬局もあれば、完全週休2日で祝日は出勤し、別日に休む職場もあります。
2026年8月24日にファルマスタッフ公式を確認すると、「年間休日120日以上」の薬剤師求人が掲載され、日祝勤務や夜勤が年1~2回ある例も確認できます。アポプラス薬剤師の公式求人でも、年間休日120日でも「日・祝+他シフト」「土曜半日勤務」など内訳はさまざまです。
年間休日120日は多い?何日働く計算になる?
1年を365日として単純計算すると、年間休日120日の年間勤務日は245日です。うるう年は366日なので246日になります。月平均では休日約10日、勤務日は約20.4日です。
ただし、これは年間の合計を平均しただけです。繁忙期に勤務が集中し、閑散期に休みが増えるシフトもあります。月ごとの公休日数、連続勤務の上限、希望休の締切まで確認すると生活を想像しやすくなります。
| 年間休日 | 年間勤務日の目安 | 120日との差 |
|---|---|---|
| 105日 | 約260日 | 勤務15日多い |
| 110日 | 約255日 | 勤務10日多い |
| 120日 | 約245日 | 基準 |
| 125日 | 約240日 | 勤務5日少ない |
年間休日数は比較に便利ですが、同じ120日でも連休の作りやすさは違います。求人票の用語をまとめて確認したい方は、薬剤師求人票で確認する労働条件のポイントも参考にしてください。
年間休日120日なら土日祝はすべて休める?
必ずしも休めません。土日祝の日数は年によって変わりますが、おおむね120日前後になります。そのため「年間休日120日」はカレンダーどおりに近い印象を持たれます。しかし薬局や病院は土曜診療、休日当番、365日対応があり、曜日をずらして休日を確保する職場もあります。
たとえば日曜・祝日休みでも、土曜は月2~4回勤務し、その代わり平日に公休を取る形があります。逆に土日休みでも、祝日は交替出勤という病院もあります。「土日祝休み」と「年間休日120日」は別項目として確認してください。
週休2日制と完全週休2日制はどう違う?
「完全週休2日制」は原則として毎週2日の休日がある制度です。「週休2日制」は、1か月のうち少なくとも1週に2日の休日があり、ほかの週は休日が1日の場合も含みます。求人の表記だけで年間休日数や曜日は決まりません。
調剤薬局では「日曜+平日1日」「日曜+土曜半日2回」など独自のシフトがあります。完全週休2日でも祝日を休日に含める会社と、祝日は別に休める会社では年間休日数が変わります。
週4日勤務や長時間勤務を選ぶ場合は、年間休日数だけでなく、週の所定労働時間と1日の勤務時間も比較してください。
土曜半日勤務は年間休日にどう数える?
土曜の午前だけ働く日を、読者側が自動的に「半休=0.5日」と数えるのは危険です。年間休日数は会社の就業カレンダー上の休日を数えるため、半日勤務日は通常、丸1日の休日ではありません。
「日曜・祝日+木曜午後+土曜午後休み」で年間休日120日と説明されても、半日の休診時間をどのように扱っているか、週の所定労働時間が何時間かを確認しましょう。半日休みが多い職場は、休日数が多く見えても出勤回数が週6回になることがあります。
確認例:「年間休日120日の内訳に、土曜午後などの半日休みは含まれていますか。年間の出勤日数と、通常週の出勤回数も教えてください。」
祝日がある週は平日のシフト休がなくなる?
職場によります。「日曜+平日1日」が通常の休日でも、祝日がある週は祝日を平日公休の代わりにして、別の平日休みがなくなる会社があります。いわゆる祝日振替・祝日含む週休2日です。
一方、祝日とは別に毎週2日の休日を確保する会社なら、祝日が多い月は休みが増えます。ゴールデンウィークや年末年始の実際のシフト例を見せてもらうと違いが分かります。
有給休暇は年間休日120日に含まれる?
一般に、年次有給休暇は年間休日数とは別です。年間休日は最初から労働義務がない日、有給休暇は本来の労働日に賃金を受けながら休む制度だからです。
ただし求人広告の「年間休日・休暇合計○日」という独自表現には、有給取得推奨日や特別休暇を合算している場合があります。「年間休日120日+有給」なのか、「休暇制度を含めて120日相当」と説明しているのかを確認してください。
転職後の付与時期と前倒し付与は、薬剤師が転職した後の有給休暇で解説しています。
休日当番や研修日は年間休日を減らす?
休日当番、学会、社内研修、棚卸し、予防接種会場などで本来の休日に出勤する場合、振替休日・代休・休日労働の扱いを確認します。「年数回だから」と口頭で済ませず、年間回数と取得時期を数字で聞きましょう。
休日当番後に同じ週の平日が休みになるなら年間休日数は維持されます。しかし代休を繁忙期に取得できず持ち越す、短時間出勤だから代休なし、研修を自己研鑽扱いにするなど、実態に差が出ることがあります。
厚生労働省・労働局の案内では、使用者は原則として毎週少なくとも1回、または4週間を通じ4日以上の休日を与える必要があります。年間休日120日という表示とは別に、法定休日と所定休日の違いもあります。
年間休日と休みやすさが一致しないのはなぜ?
休みやすさは、人数体制、応援体制、希望休、有給取得、連休、欠員対応で決まります。年間休日125日でも一人薬剤師で有給を取りにくい職場と、年間休日115日でも応援体制があり希望休を取りやすい職場では、体感が逆転することがあります。
- 薬剤師1人あたりの処方箋枚数
- 常勤・パート・事務の人数
- 他店舗からの応援可否
- 希望休の提出期限と月の上限
- 有給取得日数の実績
- 連続休暇の最長実績
- 急な欠勤時の代替手順
残業との組み合わせも重要です。薬剤師求人の月平均残業時間を確認する方法も合わせて比較してください。
年収と年間休日はどう比較すればよい?
額面年収だけでなく、年収差を休日差で割ると、自分が休みを増やすためにどれほどの年収差を受け入れるか考えやすくなります。
| 架空求人 | 年収 | 年間休日 | 残業 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| A | 550万円 | 110日 | 月10時間 | 土曜勤務多め |
| B | 520万円 | 125日 | 月5時間 | 完全週休2日+祝日 |
| C | 530万円 | 120日 | 月3時間 | 休日当番年4回 |
AとBは年収差30万円、休日差15日です。単純化すると、Bは休日1日を増やすために年収約2万円の差を受け入れる比較です。ただし税金、賞与、残業、通勤時間、福利厚生があるため、この数字だけで決めないでください。
職場別に年間休日120日の注意点は違う?
調剤薬局
日祝休みでも土曜半日勤務、門前クリニックの臨時診療、休日当番があります。医療機関の休診日と薬局の休日が一致するか確認します。
ドラッグストア
年中無休店舗では土日祝もシフト勤務です。年間休日数が同じでも、年末年始・大型連休を交替で取る仕組みと希望休の競合を聞きます。
病院
当直、日直、救急、病棟業務で休日出勤があります。代休の取得期限、当直明けの扱い、年間休日に夜勤明けを含めないか確認します。
企業・行政
土日祝休みが多い一方、繁忙期、学会、出張、休日イベントがあります。配属部署で勤務カレンダーが違う場合もあります。
子育て・介護中は何を優先して確認する?
年間休日数より、曜日の固定、急な休みへの対応、保育園・学校行事の希望休、家族の介護予定と合わせられるかが重要です。「年間120日休める」だけでなく、「日曜は固定」「土曜は月2回まで」「連休を年2回」など生活に必要な形へ言い換えます。
同じ120日でも、平日休みは通院や役所手続きに便利です。一方、家族と休みが合わない可能性があります。メリット・デメリットを家庭の予定表で確認してください。
年間休日120日の内訳を自分で検算する方法は?
求人担当者から休日の内訳を聞いたら、1年間のカレンダーへ当てはめて検算します。たとえば「毎週日曜、平日1日、祝日、年末年始4日、夏季3日」と説明された場合、平日休みが祝日のある週にも残るのかが重要です。残らないなら、単純に52週×2日へ祝日を足すことはできません。
次の順で確認すると、二重計上を防げます。
- 固定の週休日を数える
- 祝日が週休日と重なった場合の扱いを確認する
- 祝日週にシフト公休が残るか確認する
- 年末年始・夏季休暇が通常の公休と別枠か確認する
- 会社指定休・リフレッシュ休暇を加える
- 休日当番後の振替休日を差し引きせず整理する
求人票の数字と計算が一致しないときは、誤記と決めつけず「どの休日を含めると120日になりますか」と聞いてください。店舗配属前でカレンダーが未確定なら、前年度の実績や同じ営業時間の店舗例を見せてもらいます。
年間休日数に含まれやすい休暇・含まれにくい休暇は?
| 項目 | 年間休日への一般的な扱い | 確認点 |
|---|---|---|
| 毎週の公休日 | 含まれる | 曜日固定かシフトか |
| 国民の祝日 | 会社休日なら含む | 出勤・振替の有無 |
| 年末年始 | 会社休日なら含む | 門前の休診と同じか |
| 夏季休暇 | 会社休日なら含むことがある | 有給消化ではないか |
| 年次有給休暇 | 通常は含まない | 計画年休の指定日 |
| 慶弔休暇 | 通常は別枠 | 有給・無給、対象範囲 |
| 産前産後・育児休業 | 年間休日とは別制度 | 取得実績と復帰支援 |
「夏季休暇3日」と書かれていても、公休と有給を組み合わせて5連休にする制度か、会社独自の特別休暇3日かで価値が違います。名称だけでなく、有給残日数が減るか、取得期間を選べるかも確認してください。
有給取得率より平均取得日数を聞くべき理由は?
有給取得率は「取得日数÷付与日数」で計算されるため、入社年数や付与日数によって見え方が変わります。取得率80%でも、付与10日の人なら8日、付与20日の人なら16日です。店舗単位と会社全体でも差があります。
応募先には、可能な範囲で「対象店舗の薬剤師」「直近1年間」「平均取得日数」「連続取得の実例」を聞きます。個人情報に触れない範囲でも、会社全体の平均だけでなく現場の運用を確認できます。
取得率が高くても、会社が指定する計画年休だけで大半を消化し、本人が自由に選べる日が少ない場合があります。希望日に休めるのか、半日・時間単位年休があるのか、繁忙期の制限も聞きましょう。
年間休日が多くても拘束時間が長い求人に注意する理由は?
休日が120日あっても、1日の拘束時間が長ければ年間の自由時間は減ります。開局時間が長い薬局では、実働8時間でも中抜けや長い休憩によって、朝から夜まで職場付近にいることがあります。
比較するときは、年間休日だけでなく「年間の所定労働時間」を確認します。1日8時間×245日なら単純計算で1,960時間です。1日7.5時間なら1,837.5時間となり、同じ休日数でも年間122.5時間の差が出ます。
さらに月平均残業、始業前準備、薬歴の持ち越し、通勤往復を加えると生活時間に近づきます。中抜けがある求人は、薬剤師求人の中抜けシフトと拘束時間も確認してください。
年間休日110日と120日は生活でどれくらい違う?
休日差は年間10日、月平均では約0.8日です。数字だけ見ると小さく感じますが、毎月ほぼ1日余分に休めれば、通院、家族行事、資格学習、疲労回復に使えます。反対に高年収求人で休日が10日少ないなら、その差を受け入れる理由が明確か考えます。
年収が20万円高く休日が10日少ない場合、額面上は休日1日あたり約2万円の差です。税引後では受け取る差が小さくなる一方、残業や通勤が増えれば時間負担はさらに大きくなります。休日1日を金額だけで評価するのではなく、健康・家族・継続可能性を含めます。
繁忙期と閑散期で休日数が変わる求人はどう見る?
耳鼻科・小児科門前は冬から春、皮膚科門前は季節によって処方箋が増えるなど、薬局には繁閑差があります。1か月単位の変形労働時間制を採用し、繁忙月の勤務日を増やし、別の月に休日を増やす会社もあります。
年間合計が120日でも、繁忙期に6連勤が続くと負担が大きくなります。月別の休日数、最大連続勤務日数、繁忙期の希望休制限、変形労働時間制の有無を確認してください。
求人探しから入社後まで、いつ何を確認する?
求人検索時
年間休日120日以上で絞り込みつつ、固定休日、営業時間、週の勤務時間、土曜勤務を見ます。この段階では候補を落としすぎず、不明点をメモします。
応募前
担当者へ休日内訳、通常週・祝日週のシフト、休日当番、有給実績を質問します。回答が得られない求人は、応募後に確認する条件として残します。
面接時
配属予定店舗の人数、希望休、欠員対応、直近の休日出勤を聞きます。「皆さん休めています」ではなく具体例を求めます。
内定後
労働条件通知書、雇用契約書、就業規則、年間カレンダーを照合します。求人票との差があれば、承諾前に書面で確認します。
入社後
シフト締切、休暇申請、休日当番の割当、代休手続きを早めに把握します。説明と実態が違う場合は記録を残し、上司や人事へ確認します。
入社前に確認する20項目チェックリスト
- 年間休日120日の対象期間
- 年間休日の具体的な内訳
- 固定休日の曜日
- 週休2日か完全週休2日か
- 祝日を公休に含めるか
- 土曜半日勤務の回数
- 半日休みを休日数に含めるか
- 月ごとの公休日数
- 年間の実出勤日数
- 休日当番の年間回数
- 休日出勤時の代休
- 研修・棚卸しの扱い
- 年末年始休暇の日数
- 夏季休暇の日数
- 有給の付与時期
- 有給取得日数の実績
- 連続休暇の実績
- 希望休の上限と締切
- 欠員時の応援体制
- 労働条件通知書への記載

120日という数字だけでなく、通常週と祝日週のシフト例を見ればよいんですね。

そう。昨年の年間カレンダーや実際のシフト例まで確認すると、入社後のズレを減らせるよ。
面接・担当者に聞く質問テンプレート
「年間休日120日の内訳を、固定休日・祝日・年末年始・夏季休暇に分けて教えてください。」
「通常週と祝日がある週のシフト例を1つずつ確認できますか。」
「土曜半日勤務は月何回で、年間休日数にどのように反映されていますか。」
「直近1年間の休日当番と休日出勤の平均回数、代休の取得実績を教えてください。」
「同じ店舗の薬剤師が昨年度に取得した有給日数と、最長の連続休暇を差し支えない範囲で教えてください。」
「休みやすいですか」と抽象的に聞くより、回数・日数・具体例を質問します。担当者経由なら、応募前に企業へ確認してもらい、複数求人の回答を同じ表へ並べられます。
求人票だけで分からない休日実態を比較する方法
まず自分の希望を「年間休日120日以上」だけで終わらせず、「土曜勤務月2回まで」「日曜固定休」「休日当番年3回以下」「有給平均8日以上」のように具体化します。そのうえで候補求人へ同じ質問をします。
アポプラス薬剤師でも比較
土曜半日、完全週休2日、休日120~125日など具体的な求人例があります。1社の説明だけで決めず、同じ質問表で比較しましょう。
薬剤師転職サポートなら『アポプラス薬剤師』|30年の実績・東証プライム上場グループ転職サービスの併用方法は、薬剤師転職サイトを比較して使う方法で確認できます。
年間休日120日の求人が向いている人は?
- 年収だけでなく生活時間を重視したい人
- 土曜勤務や平日休みを柔軟に受け入れられる人
- 家族行事のため希望休を計画的に出せる人
- 休日当番と代休を具体的に確認できる人
- 複数求人を同じ条件で比較したい人
3つの生活ケースではどの求人を選ぶ?
ケース1:保育園送迎がある薬剤師
年間休日125日でも、土曜勤務の回数が多く遅番が頻繁なら、家族との調整が難しくなる場合があります。年間休日120日でも日曜固定、土曜月1回、遅番月2回までの求人のほうが生活に合うことがあります。休日数の最大化より、曜日と勤務終了時刻の予測しやすさを優先します。
ケース2:年収を下げずに休みを増やしたい薬剤師
現在年収550万円・休日108日なら、年収540万円・休日120日の求人と、年収560万円・休日110日の求人を比較します。休日差、残業、賞与、退職金、通勤費を含め、3年間の総収入と自由時間を試算してください。年収交渉が可能な場合も、休日制度そのものは個人交渉で変えにくいため、優先順位を明確にします。
ケース3:平日休みを活用したい薬剤師
土日祝休みにこだわらず、日曜+平日1日のシフトを選ぶと、通院や役所、買い物を混雑の少ない日に済ませられます。ただし家族や友人と予定が合うか、祝日週に平日休みが残るかを確認します。「平日休みがある」と「毎週同じ曜日に休める」は別です。
このように、年間休日数は入口の数字です。自分の1週間と1年間の予定へ当てはめ、使える休日かどうかを判断してください。
転職担当者へ渡す条件整理メモの作り方は?
担当者には「年間休日120日以上の求人をお願いします」だけでなく、必須条件・希望条件・妥協できる条件に分けて伝えます。条件が多すぎると候補がなくなるため、絶対に必要な項目を3つ程度に絞ります。
条件整理メモの例
- 必須:年間休日120日以上、日曜固定休、休日当番年4回以下
- 希望:土曜勤務月2回以下、有給平均8日以上、3連休取得実績あり
- 調整可能:平日休みの曜日、夏季休暇の日数、年収は現職比20万円以内の減額
担当者から「その条件では求人が少ない」と言われたら、どの条件を緩めると何件増えるか聞きます。休日115日でも有給が取りやすい求人、年間休日125日でも土曜出勤が多い求人など、隣接条件を比べると自分の納得点が見つかります。
数字が良くても慎重に検討したい求人は?
- 年間休日の内訳を説明してもらえない
- 半日勤務を多数含めて120日と説明する
- 休日出勤の代休実績が不明
- 有給取得率だけで取得日数を示さない
- 欠員が多く希望休を調整できない
- 求人票と労働条件通知書で休日条件が違う
一つ該当しただけで悪い職場とは限りません。不明点を書面で確認し、薬剤師転職で後悔しない職場選びの項目と合わせて判断してください。
薬剤師求人の年間休日120日に関するFAQ
Q1. 年間休日120日は法律で義務ですか?
いいえ。年間120日が一律の法定基準ではありません。労働時間・休日の法令と会社の勤務カレンダーによって決まります。
Q2. 年間休日120日に有給は含まれますか?
一般には別です。ただし広告独自の「休日・休暇合計」表現は内訳を確認してください。
Q3. 120日なら毎週2日休めますか?
年間合計だけでは断定できません。月や繁忙期で休日数が違う場合があります。
Q4. 土曜半日は0.5日の休日ですか?
自己判断できません。半日勤務日は丸1日の休日ではないのが通常で、会社の年間カレンダーを確認します。
Q5. 祝日が多い年は年間休日が増えますか?
会社カレンダー次第です。祝日とは別に公休を取れるか、祝日を公休へ振り替えるかで変わります。
Q6. 休日当番は年間休日に含まれますか?
当番日に働き別日に代休を取るなら合計を維持できます。代休の有無と取得時期を確認してください。
Q7. 年間休日と有給取得率はどちらが重要ですか?
両方です。取得率は付与日数で変わるため、平均取得日数と連休実績も見ます。
Q8. 年間休日125日は120日より必ず働きやすいですか?
必ずしもそうではありません。人員、残業、通勤、希望休、業務量も含めて比較します。
Q9. パートにも年間休日数はありますか?
フルタイム求人のような年間休日表示がないこともあります。契約上の勤務日、曜日、休暇を確認してください。
Q10. 内定後はどの書面を確認しますか?
労働条件通知書、雇用契約書、就業規則、年間カレンダーを確認し、求人説明との差を質問してください。
薬局の数字をさらに学びたい方へ
休日・人員・業務量を数字で捉える視点を深めたい方には、著書『はじめての薬局計数管理』があります。休日制度を直接定める本ではありませんが、薬局運営を数値で理解したいときに参考になります。著書・執筆した本の一覧を見る
参考文献・確認した一次資料
- 鳥取労働局「労働時間・休日・休暇に関するルール」(2026年8月24日確認)
- 厚生労働省「採用時の労働条件明示」(2026年8月24日確認)
- ファルマスタッフ「年間休日120日以上の薬剤師求人」(2026年8月24日確認)
- アポプラス薬剤師「年間休日120日以上の薬剤師求人」(2026年8月24日確認)
求人は掲載終了・条件変更の可能性があります。個別の休日・賃金条件は、求人企業が交付する書面で確認してください。

まとめ|年間休日120日は内訳と取得実態まで確認しよう
薬剤師求人の年間休日120日は魅力的な目安ですが、土日祝がすべて休み、有給も取りやすいという保証ではありません。土曜半日、祝日週の公休、休日当番、研修、年末年始、有給、欠員対応まで具体的に確認してください。
年間勤務日、休日出勤、片道時間、残業、年収を同じ表へ入れると、自分にとって続けやすい求人が見えてきます。求人票で分からない項目は担当者から企業へ確認してもらい、回答を労働条件通知書やメールでそろえてから決めましょう。


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