【2025年最新】百日咳の患者が急増中?その原因と予防法を徹底解説

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2025年、再び増加中の百日咳。その原因とは?

2025年、日本で百日咳の感染者が急増しています。3月末時点で累計4,771人と、前年の4,054人をすでに上回っており、過去最多ペースで拡大中です。

この記事では、百日咳の基本情報、なぜ再び流行しているのか、そして予防と対策について詳しく解説します。

ゆずまる
ゆずまる
百日咳、最近またニュースで見るようになったよね。流行の背景、ちゃんと把握しておこう!

百日咳とは?

百日咳(Pertussis)は、百日咳菌(Bordetella pertussis)によって引き起こされる急性の呼吸器感染症です。

主に飛沫感染によって広がり、感染力が非常に強いため、保育園・学校・家庭など集団生活の場での拡大リスクが高いのが特徴です。

特に生後6ヶ月未満の乳児が感染すると、重症化や合併症(肺炎、脳症など)を起こすことがあります。

名前の通り、咳が長引くことが最大の特徴であり、回復までに数週間から数ヶ月を要することもあります。

乳児では典型的な咳が見られない場合もあり、無呼吸やけいれんといった症状が初期に現れることもあります。

大人ではただの風邪と思って放置されることも多く、実際には感染源となっていることも少なくありません。

また、百日咳は季節を問わず発生しますが、特に春から初夏にかけて流行が目立ちます。これは気温や湿度、学校や幼稚園での集団生活が影響していると考えられています。

ゆずまる
ゆずまる
咳が長引くな〜と思ったら百日咳の可能性もあるよ。風邪と間違えないように注意してね!

なぜ今、百日咳が増えているの?

ワクチン効果の減弱

現在、日本で使用されている百日咳ワクチンは、無細胞ワクチン(aP型)であり、副反応が少ない一方で、免疫持続期間が短いという課題があります。

免疫は接種後5〜10年ほどで低下し、特に思春期や成人期に再感染するリスクが増加します。

海外では追加接種が義務化されている国もあり、アメリカでは11〜12歳のブースター接種が制度として確立されています。

一方で日本ではそのような制度がなく、任意接種として個人判断に委ねられているのが現状です。

こうした免疫のギャップが、大人から子どもへの感染経路を生んでいる可能性があります。

マクロライド耐性菌の出現

近年、クラリスロマイシンやエリスロマイシンといったマクロライド系抗菌薬が効きにくい、耐性百日咳菌が日本国内でも確認されています。

特に2010年代後半以降に耐性株の増加が顕著となっており、今後も治療選択の見直しが求められる可能性があります。

現時点での第一選択薬は依然としてマクロライドですが、耐性が疑われる場合には、テトラサイクリン系(ミノサイクリンなど)やトリメトプリム・スルファメトキサゾール(ST合剤)が代替として用いられることがあります。

成人から乳児への感染

成人は感染しても軽症または無症状であることが多く、結果的に乳児への感染源となってしまうケースが非常に多いです。

特に家庭内感染が多く報告されており、家族全員が予防意識を持つことが重要です。

海外では、妊婦へのワクチン接種を推奨する国が増えており(例:アメリカ、イギリス)、出産前の母体免疫を通じて新生児を守る「ブースター接種」や「コクーン戦略」が有効であるとされています。日本でも今後、制度化が求められる分野です。

症状と診断

百日咳は、以下のような3つの段階を経て進行します:

  • カタル期: 感染から7~10日後、鼻水・軽い咳・微熱など風邪に似た症状。
  • 痙咳期: 激しい咳発作が始まり、夜間に悪化。咳の後に「ヒュー」と音を立てて息を吸う特徴的な症状。
  • 回復期: 咳が徐々に軽減するが、3週間以上続くこともあり、完全回復までに数ヶ月かかることも。

診断には、PCR法、LAMP法などの遺伝子検査や、血液検査による抗体価測定が用いられます。早期に検査を受けることで適切な治療につなげることが可能です。

予防と対策

  • 定期接種: 日本ではDPT-IPV-Hib(五種混合)ワクチンが生後2か月から接種可能。4回の定期接種をしっかり受けること。
  • 追加接種: 思春期や成人への追加接種は任意ですが、免疫の維持には重要。
  • 妊婦へのワクチン接種: 海外では妊娠後期にTdapワクチンを接種することが推奨されています。日本では制度化されていませんが、今後の検討が望まれます。
  • 家族の接種: 乳児を取り巻く家族(両親・兄弟姉妹・祖父母など)もワクチンを受けることで、感染を防ぐコクーン戦略が有効。

まとめ

百日咳は、子どもだけでなく大人も関与する感染症であり、軽視できない病気です。

特に免疫が未熟な乳児にとっては重篤な結果を招く可能性があり、家庭内の大人が予防を意識することが極めて重要です。

ワクチン接種歴の確認や、長引く咳を軽視しないこと、そして周囲への配慮を徹底することで、百日咳から家族を守ることができます。

2025年の流行を受けて、今一度、家庭・職場・医療現場での感染予防の基本を見直してみましょう。

よくある質問(Q&A)

Q1. 百日咳の症状と風邪はどう見分けるの?

A. 初期は風邪と似ていますが、百日咳は2週間以上続く咳、特に夜間に激しい咳が特徴です。咳の後にヒューヒューと音がする「笛声(whoop)」がある場合、百日咳の可能性があります。

Q2. 大人でも百日咳にかかるの?

A. はい、ワクチンの効果が年月と共に減弱するため、大人でも感染します。軽症または無症状のことが多く、気づかずに周囲にうつすリスクがあります。

Q3. 妊婦は百日咳のワクチンを打てる?

A. 日本では妊婦への百日咳ワクチン(Tdap)の定期接種制度はありませんが、海外では妊娠後期に接種を推奨する国があります。必要があれば、主治医に相談しましょう。

Q4. 子どもが百日咳にかかったら学校や保育園はどうすればいい?

A. 感染が確認された場合、咳が治まるまで登園・登校を控える必要があります。多くの場合、5日間の抗菌薬治療後は登校可能になりますが、医師の指示に従いましょう。

Q5. 家族に乳児がいる場合、どんな対策が必要?

A. 家族全員がワクチン接種歴を確認し、必要に応じて追加接種を受けることで、乳児を守る「コクーン戦略」が有効です。風邪症状がある場合は、マスク着用や接触を控えることも大切です。

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