「2026年秋のコロナって、今はどんな症状が多いの?」
「喉が痛いだけでもコロナの可能性はある?」
「インフルエンザも流行しているけど、症状だけで見分けられる?」
2026年9月現在も、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は全国で発生しています。
厚生労働省の2026年第37週(9月7〜13日)の集計では、全国の定点医療機関から9,122人、定点当たり2.44人が報告されました。第33週の1.12人から、第34週1.18人、第35週1.47人、第36週2.08人、第37週2.44人と増加しています。
一方、「今の変異株はXFGなの?NB.1.8.1なの?」という疑問も増えています。国立健康危機管理研究機構の2026年8月ゲノムサーベイランスでは、国内でBA.3.2系統49.02%、NB.1.8.1系統32.35%、XFG系統1.96%でした。
つまり、2026年秋の日本ではBA.3.2系統とNB.1.8.1系統が中心で、XFGは国内では少数という状況です。
この記事の結論
- 2026年8月の国内ゲノム解析ではBA.3.2系統49.02%、NB.1.8.1系統32.35%が中心
- 新型コロナの症状は、発熱・喉の痛み・咳・鼻水・だるさ・頭痛など幅広い
- 「今の変異株だから必ずこの症状」と症状だけで系統を特定することはできない
- インフルエンザとも症状が重なるため、症状だけでの確定は難しい
- 熱がなくても新型コロナの可能性はある
- 国が承認した抗原検査キットを使用し、陰性でも症状が続く場合は経過をみて受診・再検査を検討
- 陽性時は発症日を0日として5日間は外出を控え、症状軽快後24時間を目安にすることが推奨される
- 65歳以上、妊婦、基礎疾患がある人などは早めの受診が重要



- 2026年9月|新型コロナは今どのくらい流行している?
- 2026年秋、日本で多い変異株は?
- 今の変異株は重症化しやすい?
- 2026年秋の新型コロナでみられる症状
- BA.3.2・NB.1.8.1だけに特徴的な症状はある?
- 熱がなくても新型コロナの可能性はある?
- 喉が痛いだけでもコロナ?
- コロナとインフルエンザは症状で見分けられる?
- 秋花粉症との違いは?
- 新型コロナの検査はいつする?
- 陽性になったら何日休む?
- 学校はいつから登校できる?
- 家族がコロナになったら、自分も休む?
- 自宅療養ではどう過ごす?
- 家族内感染を減らすポイント
- 抗原検査が陰性だったら、その後どうする?
- 市販薬は使っていい?薬剤師が確認したいポイント
- 子どもの新型コロナで注意すること
- 妊娠中に感染したら?
- 高齢者は「風邪っぽくない」こともある
- 2026年秋の治療薬は?
- 2026/27シーズンのコロナワクチンはどの株?
- 受診した方がいい症状は?
- コロナ後遺症にも注意
- 2026年秋にやりがちなNG5つ
- 発症0日目〜10日目まで|過ごし方の目安
- 仕事復帰するときの確認ポイント
- 2026年秋に家庭で備えておくと便利なもの
- よくある質問
- まとめ|2026年秋は「変異株名」より症状と重症リスクを見る
- 参考にした主な情報
2026年9月|新型コロナは今どのくらい流行している?
厚生労働省が2026年9月18日に公表した第37週(9月7〜13日)の全国集計では、新型コロナの報告数は9,122人、定点当たり2.44人でした。
全国の定点当たり報告数は、
| 週 | 期間 | 定点当たり |
|---|---|---|
| 第33週 | 8/10〜8/16 | 1.12 |
| 第34週 | 8/17〜8/23 | 1.18 |
| 第35週 | 8/24〜8/30 | 1.47 |
| 第36週 | 8/31〜9/6 | 2.08 |
| 第37週 | 9/7〜9/13 | 2.44 |
地域差も大きく、第37週の定点当たり報告数は東京都2.41、神奈川県2.73、埼玉県5.00、長野県5.96などでした。
参考:厚生労働省「新型コロナウイルス感染症に関する発生状況 2026年」
データを見るときの注意:2025年4月以降は急性呼吸器感染症(ARI)サーベイランス開始に伴い定点医療機関の設置基準が変更されています。過去の数値と単純比較しすぎないよう注意が必要です。
2026年秋、日本で多い変異株は?
2026年9月16日時点で公表されている国立健康危機管理研究機構の8月ゲノムサーベイランスでは、全国102検体の内訳は次のとおりでした。
| 系統 | 検体数 | 割合 |
|---|---|---|
| BA.3.2系統 | 50 | 49.02% |
| NB.1.8.1系統 | 33 | 32.35% |
| XFG系統 | 2 | 1.96% |
| その他 | 17 | 16.67% |
国立健康危機管理研究機構は、BA.3.2系統の亜系統が減少し、NB.1.8.1系統の亜系統が増加しているとしています。
参考:国立健康危機管理研究機構「SARS-CoV-2変異株について」
XFGは消えたの?
いいえ。世界ではXFGもWHOの監視下の変異株(VUM)として追跡されています。
WHOが2026年7月27日時点で監視している主な変異株には、XFG、NB.1.8.1、PQ.16.1.1、BA.3.2などがあります。
ただし、日本の2026年8月ゲノム解析ではXFGは1.96%でした。海外で多い系統と、日本国内で多い系統は一致しないことがあります。
参考:WHO「Tracking SARS-CoV-2 variants」
今の変異株は重症化しやすい?
現時点で、BA.3.2やNB.1.8.1などの現在流行しているオミクロン系統について、過去のオミクロン系統と比べて明確に公衆衛生上のリスクが上昇したという情報は示されていません。
国立健康危機管理研究機構も、2022年11月以降はオミクロン亜系統の置き換わりが続いているものの、重症化や感染性の増大など、明確に公衆衛生上のリスクを引き起こす亜系統は確認されていないと説明しています。
一方で、高齢者や基礎疾患がある人では変異株にかかわらず重症化リスクがあります。若い人で軽症が多いからといって、全員が軽症で済むわけではありません。
2026年秋の新型コロナでみられる症状
新型コロナの症状は人によってかなり違います。
代表的には、
- 発熱
- 喉の痛み
- 咳
- 鼻水・鼻づまり
- だるさ・倦怠感
- 頭痛
- 筋肉痛・関節痛
- 寒気
- 食欲低下
- 吐き気・下痢などの消化器症状
- 嗅覚・味覚の異常
などがみられます。
以前ほど「嗅覚・味覚障害=コロナ」という単純な見分け方はできません。喉の痛みや鼻症状だけの軽いケースもあります。
BA.3.2・NB.1.8.1だけに特徴的な症状はある?
ここは誤解が多いところです。
現時点で、一般の人が症状だけを見て「これはBA.3.2」「これはNB.1.8.1」と区別できるような、確立した特徴的症状はありません。
SNSなどでは「カミソリのような喉の痛み」「この株は熱が出ない」といった表現が広がることがありますが、個人の体験談をそのまま変異株の特徴として一般化しないことが大切です。
新型コロナは同じ系統でも、年齢、免疫状態、過去の感染歴、ワクチン歴、基礎疾患などで症状が変わります。


熱がなくても新型コロナの可能性はある?
あります。
新型コロナは必ず高熱が出る感染症ではありません。喉の痛み、鼻水、咳、だるさだけで経過する人もいます。
そのため、
- 熱がないからコロナではない
- 37℃台だから普通の風邪
- 咳だけだから花粉症
と決めつけるのは危険です。
周囲で感染者が出ている、症状が急に始まった、家族内で似た症状があるなどの場合は、新型コロナも候補に入れます。
喉が痛いだけでもコロナ?
喉の痛みだけで始まることはあります。
ただし、喉の痛みは新型コロナ特有ではありません。
インフルエンザ、一般的なウイルス性上気道炎、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、秋のアレルギーによる喉の違和感などでも起こります。
強い喉の痛みが続く、水分が飲めない、呼吸しづらい、唾も飲み込めないなどの場合は早めに受診してください。
コロナとインフルエンザは症状で見分けられる?
2026年秋は新型コロナだけでなく、インフルエンザも早い時期から流行しています。
しかし、両者はかなり症状が重なります。
| 症状 | 新型コロナ | インフルエンザ |
|---|---|---|
| 発熱 | あり/なし両方 | 高熱が出ることが多いが例外あり |
| 喉の痛み | よくある | よくある |
| 咳 | よくある | よくある |
| 鼻水 | みられる | みられる |
| 強い倦怠感 | みられる | みられる |
| 筋肉痛・関節痛 | みられる | 比較的目立ちやすい |
| 嗅覚・味覚障害 | 起こることがある | 典型的ではない |
| 症状だけで確定 | 困難。必要に応じて検査で確認 | |
「急に高熱+関節痛だからインフル」「喉だけだからコロナ」のような判断はできません。
関連記事:インフルエンザ検査は発熱から何時間後?早すぎると陰性?
秋花粉症との違いは?
2026年9月はブタクサ・ヨモギなど秋花粉の時期とも重なります。
花粉症では、
- 透明でサラサラした鼻水
- 何度も連続するくしゃみ
- 目のかゆみ
- 草むら・河川敷など屋外活動後に悪化
がヒントになります。
一方、発熱、強い倦怠感、筋肉痛などがあれば感染症をより疑います。
ただし、花粉症がある人が同時に新型コロナへ感染することもあるため、二択で考えすぎないようにしましょう。
関連記事:2026年秋の花粉症はいつまで?ブタクサ・ヨモギの時期と風邪との違い
新型コロナの検査はいつする?
症状がある場合、自宅で国が承認した抗原定性検査キットを使用することができます。
購入するときは、パッケージに「体外診断用医薬品」または「第1類医薬品」と表示された国承認品を選び、「研究用」と書かれた未承認品は診断目的に使用しないようにしてください。
発症直後など、ウイルス量がまだ十分でない時期には陰性になることがあります。
そのため、
- 検査は陰性だが症状が強い
- 家族に陽性者がいる
- 症状が翌日以降も続く
- 重症化リスクがある
場合は、陰性1回だけで完全に否定せず、キットの説明書に従った再検査や医療機関への相談を検討してください。
陽性になったら何日休む?
現在、新型コロナは5類感染症であり、法律に基づく一律の外出自粛はありません。
ただし厚生労働省は、発症日を0日として5日間は外出を控え、5日目に症状が続く場合は、熱が下がり、痰や喉の痛みなどの症状が軽快して24時間程度経過するまで外出を控えることを推奨しています。
また、発症から10日間が経過するまではウイルス排出の可能性があるため、不織布マスクを着用し、高齢者などハイリスク者との接触を控えるなど周囲への配慮が勧められています。
| 時期 | 目安 |
|---|---|
| 発症日 | 0日目 |
| 0〜5日目 | 特に感染させるリスクが高い。 | 外出を控えることが推奨 | 5日目以降 | 症状軽快後24時間を確認 | 〜10日目 | マスク・ハイリスク者との接触回避など配慮 |
参考:厚生労働省「新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行後の対応」
学校はいつから登校できる?
学校保健安全法施行規則では、新型コロナの出席停止期間は、
「発症した後5日を経過し、かつ、症状が軽快した後1日を経過するまで」
とされています。
インフルエンザの「解熱後2日(幼児3日)」とは基準が違うため、混同しないようにしましょう。
家族がコロナになったら、自分も休む?
現在は「濃厚接触者」として法律に基づく外出自粛は求められません。
厚生労働省は、同居家族が発症した日を0日として、特に5日間は自身の体調に注意し、7日目までは発症する可能性があるとしています。
この間は、
- 手洗い
- 換気
- 不織布マスク
- 高齢者などハイリスク者との接触を避ける
といった配慮が推奨されます。
自宅療養ではどう過ごす?
軽症で自宅療養する場合は、特別なことをたくさんするより、水分・休養・食事・体温や呼吸状態の確認を基本にします。
水分は少量ずつでも続ける
発熱や喉の痛みがあると水分摂取量が減りやすくなります。水、お茶、スープなど、飲みやすいものを少量ずつとりましょう。
嘔吐や下痢がある、大量に汗をかいているなど脱水が疑われる場合は、経口補水液が選択肢になることがあります。ただし、腎臓病や心臓病などで水分・塩分制限がある方は、自己判断で大量に飲まず医師の指示を優先してください。
食欲がなければ無理に大量に食べない
食欲が落ちているときは、おかゆ、うどん、スープ、ヨーグルトなど食べやすいものからで構いません。
一方で、水分すら取れない、数日ほとんど食べられない、尿が極端に少ないなどの場合は受診を検討してください。
息苦しさは「熱がないから大丈夫」と考えない
新型コロナでは、高熱がなくても呼吸器症状が悪化することがあります。
安静にしていても息苦しい、会話するのがつらい、胸の痛みがある、顔色が悪いといった場合は早めに医療機関へ相談してください。
家族内感染を減らすポイント
同居家族が陽性になった場合、完全に家庭内感染を防ぐのは簡単ではありません。発症前から感染させていた可能性もあるためです。
それでも、発症後の接触を減らすことで感染機会を減らせる可能性があります。
| 対策 | ポイント |
|---|---|
| 部屋 | 可能なら患者と生活空間を分ける |
| 換気 | 定期的に空気を入れ替える |
| マスク | 近距離で接する場面では不織布マスクを活用 |
| 手洗い | 食事前・看病後・鼻をかんだ後などに実施 |
| タオル | 共用を避ける |
| 高リスク家族 | 高齢者・妊婦・基礎疾患がある人との接触を特に減らす |
患者本人の体調が悪いときに、過度な消毒や家事で家族全員が疲弊する必要はありません。優先順位は、患者の休養と水分、換気、手洗い、接触時間を減らすことです。


抗原検査が陰性だったら、その後どうする?
症状があるのに抗原検査が陰性だった場合、次にどうするか迷います。
大切なのは、「陰性=絶対に感染していない」とは限らないことです。
発症初期はウイルス量が少なく、抗原検査で検出できないことがあります。そのため、症状や接触歴が強く疑わしい場合は、キットの説明書に従った再検査や医療機関への相談を検討します。
陰性でも注意したいケース
- 同居家族が陽性
- 職場・学校で流行している
- 喉の痛みや咳が翌日以降も強くなる
- 発熱が続く
- 高齢者・基礎疾患がある
- インフルエンザなど別の感染症も疑われる
また、新型コロナが陰性でも、インフルエンザや他の感染症の可能性は残ります。
市販薬は使っていい?薬剤師が確認したいポイント
新型コロナの軽い症状に対して、市販の解熱鎮痛薬、咳止め、去痰薬、のど薬などを使用できる場合があります。
ただし、商品名だけで選ぶのではなく、持病・年齢・妊娠授乳・併用薬を確認することが大切です。
解熱鎮痛薬
発熱や頭痛、関節痛がつらい場合は解熱鎮痛薬が使われることがあります。
胃潰瘍、腎機能低下、喘息、妊娠などがある場合は、使える成分が異なることがあります。迷ったら薬剤師へ相談してください。
総合感冒薬の重複に注意
「喉も痛い、熱もある、鼻水もある」と複数の商品を組み合わせると、解熱鎮痛成分や抗ヒスタミン成分などが重複することがあります。
特に、総合感冒薬+解熱鎮痛薬+鼻炎薬を同時に使う場合は成分を確認しましょう。
処方薬との相互作用
抗ウイルス薬を処方された場合、市販薬やサプリメントを含めて併用薬を医師・薬剤師に伝えてください。
特にパキロビッドは相互作用する薬が多いため、お薬手帳や服薬中の薬の一覧が重要です。
子どもの新型コロナで注意すること
子どもは軽症で経過することも多い一方、年齢が低いほど自分の症状をうまく説明できません。
次のような変化を家族が確認してください。
- 水分が取れているか
- 尿が出ているか
- 呼吸が苦しそうではないか
- 顔色が悪くないか
- ぐったりして反応が鈍くないか
- 繰り返し吐いていないか
乳幼児で水分が取れない、呼吸が速い、ぐったりしている場合は早めに医療機関へ相談してください。
妊娠中に感染したら?
妊娠中は、感染した場合の重症化リスクや治療薬の選択を個別に考える必要があります。
市販薬を自己判断で増やしたり、処方薬を中止したりせず、産婦人科やかかりつけ医、薬剤師へ相談してください。
高熱が続く、水分が取れない、息苦しいなどの症状がある場合は早めに連絡しましょう。
高齢者は「風邪っぽくない」こともある
高齢者では典型的な高熱が目立たず、
- 食欲が急に落ちた
- いつもより寝ている
- ぼんやりしている
- 歩けなくなった
- 会話が少なくなった
といった変化が最初に出ることがあります。
「熱がないから感染症ではない」と考えず、急な全身状態の変化があれば受診を検討してください。
2026年秋の治療薬は?
新型コロナの治療は、年齢、重症化リスク、症状の程度、腎機能・肝機能、併用薬などによって変わります。
抗ウイルス薬には、ニルマトレルビル/リトナビル(パキロビッド)、モルヌピラビル(ラゲブリオ)、エンシトレルビル(ゾコーバ)などがあります。
特にパキロビッドは多くの薬と相互作用があるため、服用中の薬を必ず医師・薬剤師へ伝えてください。
重症化リスクの高い人では、治療開始のタイミングが重要になることがあります。症状が出たら早めに医療機関へ相談しましょう。
関連記事:ゾコーバ錠25mgは6歳から使える?125mgとの違いを薬剤師が解説
2026/27シーズンのコロナワクチンはどの株?
2026/27シーズンの国内新型コロナワクチンでは、製品によってXFGまたはNB.1.8.1を抗原株とするワクチンが使用されます。
| 製造販売業者 | 抗原株 |
|---|---|
| モデルナ・ジャパン | XFG |
| ファイザー | XFG |
| 武田薬品工業 | XFG |
| 第一三共 | NB.1.8.1 |
| Meiji Seika ファルマ | NB.1.8.1 |
「今はBA.3.2が多いのに、なぜBA.3.2ワクチンではないの?」と思うかもしれません。
ワクチン株は製造準備の都合もあり、その時点の流行状況や免疫応答データをもとに事前に選定されます。厚生労働省の審議では、XFG・NB.1.8.1対応ワクチンがBA.3.2系統に対しても中和抗体を誘導するデータが示されています。
受診した方がいい症状は?
軽い風邪症状だけなら自宅療養できることもありますが、次のような場合は早めに医療機関へ相談してください。
- 息苦しい・呼吸が速い
- 胸の痛み・圧迫感がある
- 意識がぼんやりする
- 水分がほとんど取れない
- 高熱が続く
- 唇や顔色が明らかに悪い
- 症状が一度改善した後に急に悪化した
- 乳幼児でぐったりしている
次の人は軽症でも早めに相談
- 65歳以上
- 妊娠中
- 慢性呼吸器疾患
- 心血管疾患
- 糖尿病
- 慢性腎臓病
- 免疫機能が低下している
- 高度肥満など重症化リスクがある
コロナ後遺症にも注意
急性期が終わって感染性がなくなった後も、疲労感・倦怠感、息切れ、咳、頭痛、集中力低下、嗅覚・味覚障害などが長く続くことがあります。
厚生労働省はこれを「罹患後症状」と呼び、感染性が消失した後も症状が持続・再出現する場合があるとしています。
「もう陰性だから気のせい」と考えず、日常生活に支障がある場合は医療機関へ相談してください。
関連記事:コロナ後遺症の症状一覧|疲労・息切れ・ブレインフォグまで解説
2026年秋にやりがちなNG5つ
NG1.「熱がないからコロナではない」と決めつける
発熱がないケースもあります。
NG2.「喉が痛いから今の変異株」と決める
症状だけで変異株の系統を特定することはできません。
NG3.研究用検査キットを診断に使う
国が承認した「体外診断用医薬品」「第1類医薬品」の抗原検査キットを使用します。
NG4.陰性1回で完全否定する
発症初期は陰性になることがあります。症状や接触歴を含めて判断しましょう。
NG5.陽性翌日から普通に出勤する
発症後5日間は感染させるリスクが高いため、厚生労働省は外出を控えることを推奨しています。
発症0日目〜10日目まで|過ごし方の目安
「何日目に何を気をつければいい?」という方のために、厚生労働省の外出に関する考え方を日数で整理します。
| 時期 | 過ごし方の目安 |
|---|---|
| 発症日(0日目) | 休養・水分を優先。可能なら家族と距離をとり、必要に応じて検査 |
| 1〜2日目 | 症状が強くなりやすい時期。高リスク者は早めに医療機関へ相談 |
| 3〜5日目 | 引き続き外出を控えることが推奨。 | 息苦しさ・脱水・高熱が続く場合は受診 | 5日目以降 | 症状が軽快し、24時間程度経過しているかを確認 | 6〜10日目 | 体調が戻ってもマスク・ハイリスク者との接触回避など周囲へ配慮 |
「5日経過したから自動的にすべて解除」ではなく、症状が軽快しているかを合わせて確認することが重要です。
仕事復帰するときの確認ポイント
職場には学校のような全国一律の出席停止ルールはありません。勤務先に独自のルールがある場合はそれに従います。
復帰を考えるときは、
- 発症から5日を経過しているか
- 症状が軽快して24時間程度たっているか
- 発熱がぶり返していないか
- 咳が強く残っていないか
- 仕事内容が体力的に無理ではないか
を確認しましょう。
体調が十分戻っていないのに無理をして復帰すると、本人の回復が遅れることがあります。
2026年秋に家庭で備えておくと便利なもの
感染してから慌てて買いに行かなくて済むよう、体調がよいときに最低限の備えを確認しておくと安心です。
- 国承認の抗原検査キット
- 体温計
- 不織布マスク
- 手洗い用品
- 飲料水
- 食べやすい保存食
- 常用薬の残量
- お薬手帳
特に持病がある方は、普段の薬を切らさないことが重要です。
よくある質問
Q1.2026年秋のコロナで一番多い変異株は?
2026年8月の国内ゲノムサーベイランスでは、BA.3.2系統が49.02%で最も多く、NB.1.8.1系統が32.35%でした。
Q2.XFGは日本で主流?
2026年8月の国内ゲノム解析ではXFG系統は1.96%でした。世界ではWHOが監視を続けています。
Q3.今のコロナは喉が痛い?
喉の痛みはよくみられる症状の1つですが、全員に出るわけではありません。また、喉の痛みだけで変異株を特定することはできません。
Q4.熱がなくても検査した方がいい?
周囲に陽性者がいる、咳や喉の痛みなど症状がある場合は、発熱がなくても検査を検討できます。
Q5.コロナとインフルは症状だけで分かる?
難しいです。発熱、咳、喉の痛み、倦怠感などが重なるため、必要に応じて検査で確認します。
Q6.陽性なら何日休む?
厚生労働省は発症日を0日として5日間、かつ症状軽快後24時間は外出を控えることを推奨しています。
Q7.家族がコロナでも自分が元気なら外出できる?
法律上の「濃厚接触者」としての外出自粛はありません。ただし5日間は体調に注意し、7日目までは発症する可能性があるため、マスクやハイリスク者との接触回避など配慮が推奨されます。
Q8.一度感染したら今シーズンはもう大丈夫?
再感染はあり得ます。感染歴があっても別の時期・系統で再び感染することがあります。
Q9.ワクチンを打っても感染する?
感染を100%防ぐものではありませんが、重症化予防などの目的で接種が行われます。
Q10.後遺症があればまだ人にうつる?
罹患後症状が残っていても、通常、急性期の感染性がなくなった後に後遺症だけが続いている状態では、後遺症そのものによって他人へ感染させるわけではありません。

まとめ|2026年秋は「変異株名」より症状と重症リスクを見る
- 2026年8月の国内ゲノム解析ではBA.3.2系統49.02%、NB.1.8.1系統32.35%
- XFGは国内では1.96%だが、WHOの監視下変異株
- 新型コロナの症状は発熱、喉の痛み、咳、鼻症状、倦怠感など幅広い
- 熱がなくても感染していることはある
- 症状だけで変異株を特定することはできない
- インフルエンザとの症状の重なりが大きい
- 国承認の抗原検査キットを使用する
- 陽性時は発症後5日+症状軽快後24時間を外出自粛の目安にする
- 発症後10日間はマスク・ハイリスク者への配慮を継続
- 高齢者・妊婦・基礎疾患がある人は早めに受診する
2026年秋は、インフルエンザ、秋花粉症、一般的な風邪など、新型コロナと似た症状を起こすものが同時に存在します。
「この症状ならこの変異株」と決めつけるより、症状の強さ・接触歴・検査・重症化リスクをセットで考えることが大切です。
ゆずまるのまとめ
2026年秋の新型コロナは「変異株名当て」よりも、まず今の症状と重症化リスクを見ることが大切です。熱がなくても可能性はあります。息苦しさ・水分が取れない・高熱が続くなどがあれば、検査結果だけに頼らず医療機関へ相談してください。
参考にした主な情報
- 厚生労働省「新型コロナウイルス感染症に関する発生状況 2026年」
- 国立健康危機管理研究機構「SARS-CoV-2変異株について」
- WHO「Tracking SARS-CoV-2 variants」
- 厚生労働省「新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行後の対応」
- 国立健康危機管理研究機構「新型コロナワクチン製造株」
- 厚生労働省「新型コロナウイルス感染症の罹患後症状に関するQ&A」
※この記事は2026年9月19日時点で確認できる公的情報をもとに作成しています。変異株の割合は今後変化する可能性があり、ゲノムサーベイランスの数値も追加登録により変動する場合があります。


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