

- 市販のロキソニンSテープ:1日4枚まで
- ロキソニンSテープL:1日2枚まで
- ロキソニンSテープmini:1日8枚まで
- いずれも基本は1日1回
- 医療用ロキソニンテープ50mg・100mg:添付文書は「1日1回、患部に貼付」で、具体的な日枚数上限は明記されていない
- 保険診療上は、原則として1処方63枚のルールがあるが、これは「1日上限」ではない

- ロキソニンテープは何枚まで?まず市販薬から
- 切って使えば枚数を増やせる?
- 医療用ロキソニンテープ50mg・100mgは何枚まで?
- 医療用と市販薬は何が違う?
- 50mgと100mgは何が違う?
- 「63枚まで」は1日の上限ではない
- 貼り薬なら副作用は少ないから何枚でも大丈夫?
- ケース別|実際には何枚になる?
- 市販薬の上限を超えて貼りたいときは?
- 高齢者は何に注意する?
- 妊娠中は使える?
- 喘息がある人は使える?
- 傷口・湿疹の上に貼っていい?
- ロキソニンテープと他の湿布を一緒に貼っていい?
- 市販ロキソニンSテープと他の外用鎮痛消炎薬は併用できる?
- ロキソニン錠とテープは併用できる?
- 「1日1回」は24時間ずっと貼るという意味?
- 朝と夜で2回貼り替えていい?
- お風呂に入るときはどうする?
- 貼る前に皮膚はどうすればいい?
- 毎日同じ場所に貼ってもいい?
- はがれたら新しいものを貼り直していい?
- 15歳未満の子どもは使える?
- 皮膚が弱い人はどうする?
- 何枚も必要になる痛みは受診のサイン?
- 63枚処方されたとき、薬局では何を確認する?
- 2026年度改定で「湿布薬」から「貼付剤」になった意味
- 薬局での30秒説明
- 市販薬なら、いつ受診した方がいい?
- 「痛いところ全部に貼る」はおすすめ?
- 患者さんからよくある質問
- なぜ医療用は1日1回なの?
- 薬剤師が処方監査で確認したいポイント
- 2026年版|ロキソニンテープの枚数まとめ
- 薬局でよくある「使い方のズレ」
- まとめ|「4枚・2枚・8枚・63枚」は全部意味が違う
- あわせて読みたい
- 参考文献・一次情報
ロキソニンテープは何枚まで?まず市販薬から
市販のロキソニンS外用薬シリーズは、製品ごとに1日上限枚数が明確です。
| 市販薬 | サイズ | 1日の上限 | 使用回数 |
|---|---|---|---|
| ロキソニンSテープ | 7cm×10cm | 4枚 | 1日1回 |
| ロキソニンSテープL | 10cm×14cm | 2枚 | 1日1回 |
| ロキソニンSテープmini | 5cm×7cm | 8枚 | 1日1回 |
第一三共ヘルスケアは、複数の患部へ同時に使う場合も、この全身での1日上限を超えないよう案内しています。
また市販薬は連続して2週間以上使用しないこと、5~6日間使用しても症状が改善しない場合は使用を中止して相談することが案内されています。
肩2枚+腰2枚なら、通常サイズのロキソニンSテープでは合計4枚です。
切って使えば枚数を増やせる?
ロキソニンSテープは患部に応じて切って使用できます。
ただしメーカーは、切る前の元の大きさを基準に枚数を数えるよう案内しています。
たとえば通常サイズ1枚を半分に切った場合、「0.5枚×2」として自由に上限を増やす、という考え方ではありません。
医療用ロキソニンテープ50mg・100mgは何枚まで?
医療用のロキソニンテープ50mg・100mgのPMDA添付文書では、用法・用量は「1日1回、患部に貼付する」です。
市販薬のような「1日4枚まで」「1日2枚まで」という具体的な日枚数上限は、現行添付文書には記載されていません。
だからといって、医療用なら何枚でも貼ってよいという意味ではありません。
貼付部位、痛みの範囲、年齢、皮膚状態、他の薬、治療目的などを踏まえて処方されています。処方された用法・用量を守り、自己判断で枚数を増やさないことが基本です。
医療用と市販薬は何が違う?
ロキソプロフェンを含む貼付剤でも、医療用と市販薬では表示されるルールや使用場面が異なります。
| 項目 | 医療用ロキソニンテープ | 市販ロキソニンSテープ |
|---|---|---|
| 入手 | 医師の処方 | 薬局・ドラッグストア等 |
| 基本用法 | 1日1回、患部に貼付 | 1日1回、患部に貼付 |
| 日枚数上限 | 具体的数値の明記なし | 通常4枚、L2枚、mini8枚 |
| 年齢 | 小児臨床試験なし | 15歳未満は使用不可 |
| 連続使用期間 | 病状に応じ医師が判断 | 2週間以上連続使用しない |
市販薬に明確な日枚数上限がある一方、医療用は患者ごとの病状と処方指示に基づいて使用します。
そのため「病院でもらったものだから市販薬よりたくさん貼ってよい」と考えるのは誤りです。
50mgと100mgは何が違う?
| 規格 | 大きさ | 1枚中のロキソプロフェン量 |
|---|---|---|
| ロキソニンテープ50mg | 7cm×10cm | 無水物として50mg |
| ロキソニンテープ100mg | 10cm×14cm | 無水物として100mg |
100mgは50mgより大判で、有効成分量も2倍です。
そのため「50mgを2枚貼る」「100mgを1枚貼る」を単純に同じと考えて自己調整するのではなく、処方どおりに使用します。
「63枚まで」は1日の上限ではない
検索すると「湿布は63枚まで」という情報も出てきます。
これは1日に貼れる枚数の話ではなく、保険診療上の1回の処方に関するルールです。
2026年度診療報酬改定では、従来「湿布薬」と表現されていた規定が、承認状況を踏まえて「貼付剤」へ見直されました。
原則として、外来患者に1処方につき63枚を超えて対象となる貼付剤を投薬した場合、超過分に関する薬剤料などは算定できません。
ただし、医師が疾患の特性等から必要と判断し、やむを得ず63枚を超える場合は、理由を処方箋・診療報酬明細書へ記載することで算定可能とされています。
- 市販薬4枚・2枚・8枚 → 1日使用上限
- 医療用「1日1回、患部に貼付」 → 添付文書上の用法
- 63枚 → 保険診療上の1処方のルール
貼り薬なら副作用は少ないから何枚でも大丈夫?
ロキソニンテープは外用薬ですが、副作用がゼロではありません。
現行添付文書では、皮膚の副作用として、
- そう痒
- 紅斑
- 接触性皮膚炎
- 皮疹
- 水疱
- 腫脹
などが記載されています。
また、頻度は高くありませんが、胃不快感、上腹部痛、下痢・軟便、肝機能検査値上昇、浮腫なども記載されています。
重大な副作用としては、ショック・アナフィラキシーがあります。
「貼り薬だから全身には全く影響しない」と考えず、処方された範囲で使うことが大切です。
ケース別|実際には何枚になる?
肩と腰が同時に痛い
市販の通常サイズなら、用法・用量の範囲内で複数の患部に使用できます。例えば肩に1枚、腰に1枚なら合計2枚です。
さらに他の部位へ使う場合も、通常サイズは全身で1日4枚までという上限を超えないようにします。
両膝が痛い
市販の通常サイズなら、左右の膝に各1枚で合計2枚という使い方は上限内です。
ただし痛みが長く続く場合や、腫れ・熱感・歩行困難がある場合は、貼付枚数を増やすより原因評価を優先します。
肩・腰・両膝の4か所が痛い
通常サイズの市販ロキソニンSテープであれば、1日4枚の上限内です。
一方、Lサイズなら1日2枚までなので、同じ「4か所」でもすべてに1枚ずつ貼ることはできません。
miniなら細かい部位にたくさん使える?
ロキソニンSテープminiは1日8枚までですが、これはサイズが小さい製品として設定された用量です。
「8枚貼れるから通常サイズより強く使える」という意味ではありません。患部の大きさに合わせて製品を選びます。
市販薬の上限を超えて貼りたいときは?
市販薬で定められた上限を超えて自己判断で使用するのは避けます。
4枚、Lなら2枚、miniなら8枚を超えて貼りたくなるほど痛む範囲が広い場合は、
- 原因が1つではない
- 炎症が強い
- 神経痛や整形外科疾患が隠れている
- 外用薬だけでは十分でない
可能性があります。
その場合は、枚数を増やすより、医療機関や薬剤師へ相談して治療全体を見直す方が安全です。
高齢者は何に注意する?
PMDA添付文書では、65歳以上では貼付部の皮膚状態に注意するよう明記されています。
製造販売後調査では、65歳以上は65歳未満に比べて副作用発現率が高く、主な副作用は貼付部の皮膚症状でした。
高齢者では、赤み・かゆみ・かぶれ・水疱などがないかを確認しながら使用します。
妊娠中は使える?
ここは旧記事の表現を修正しました。
現行の医療用添付文書では、妊婦または妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用するとされています。
また、COX阻害薬を妊娠中期以降に使用して胎児動脈管収縮が起きた報告、経口剤・坐剤で胎児腎機能障害や羊水過少症が起きた報告が記載されています。
妊娠中は「貼り薬だから安全」と自己判断せず、医師・薬剤師へ確認してください。
喘息がある人は使える?
アスピリン喘息またはその既往歴がある人は禁忌です。
それ以外の気管支喘息でも、添付文書では病態を悪化させることがあるとして注意されています。
解熱鎮痛薬や湿布で喘息発作を起こした経験がある場合は、使用前に必ず確認します。
傷口・湿疹の上に貼っていい?
医療用添付文書では、
- 損傷皮膚
- 粘膜
- 湿疹
- 発疹部位
には使用しないよう示されています。
市販薬でも、傷口・しっしん・かぶれ・化膿している患部などへの使用は禁止されています。
ロキソニンテープと他の湿布を一緒に貼っていい?
市販のロキソニンSテープでは、使用中に他の外用鎮痛消炎薬を使用しないよう明記されています。
医療用でも、自己判断で別のNSAIDs貼付剤や塗り薬を追加するのは避け、処方医・薬剤師へ確認してください。
「違う場所なら何種類でも大丈夫」とは考えない方が安全です。
市販ロキソニンSテープと他の外用鎮痛消炎薬は併用できる?
市販のロキソニンSテープでは、使用中に他の外用鎮痛消炎薬を使用しないよう明記されています。
たとえば、
- 別メーカーのNSAIDs湿布
- 鎮痛消炎ゲル
- 鎮痛消炎ローション
- 他の貼付型鎮痛消炎薬
を自己判断で重ねる、あるいは同日に併用するのは避けます。
医療用の貼付剤が処方されている人が、市販の外用鎮痛消炎薬を追加したい場合も、先に医師・薬剤師へ相談してください。
ロキソニン錠とテープは併用できる?
処方上、内服薬と外用薬が同時に使われることはあります。
ただし、自己判断でロキソニン錠などのNSAIDsを追加するのは避けます。
痛みが強く、貼付剤だけでは足りない場合は、枚数を増やすよりも、原因疾患や治療全体を見直す必要があることがあります。
「1日1回」は24時間ずっと貼るという意味?
医療用・市販薬ともに基本の使用回数は1日1回です。
ただし「1日1回」という表現は、必ず24時間連続で貼り続けなければならない、という意味ではありません。
皮膚に強い赤み・かゆみ・ヒリヒリ感などが出た場合は、無理に貼り続けず使用を中止し、症状に応じて相談します。
貼付時間について処方医から具体的な指示がある場合は、その指示を優先してください。
朝と夜で2回貼り替えていい?
医療用ロキソニンテープの用法は1日1回です。
臨床試験では1日1回群と2回群が検討されていますが、承認された用法は1日1回です。
「朝剥がれたから夜もう1枚」「効かないから半日ごとに貼り替える」と自己判断で回数を増やさないようにします。
お風呂に入るときはどうする?
汗や水分があると貼り付きにくくなります。
新しく貼る場合は、皮膚の水分をよく拭き取ってから貼ります。
すでに貼っているテープを入浴前に必ず剥がすかどうかは、処方された製剤や皮膚状態によっても異なるため、薬局での指示・製品の説明に従ってください。
貼る前に皮膚はどうすればいい?
汗や水分が残っていると、テープがはがれやすくなるだけでなく、皮膚が蒸れて刺激が出やすくなることがあります。
市販薬の説明では、汗をかいている、患部がぬれている場合は、よく拭き取ってから使用するよう案内されています。
入浴直後など皮膚がまだ湿っているタイミングより、十分に乾かしてから貼る方が扱いやすいです。
毎日同じ場所に貼ってもいい?
同じ場所へ繰り返し貼ると、粘着剤や薬剤による皮膚刺激が問題になることがあります。
処方上同じ患部へ使用する必要がある場合でも、皮膚に赤み・かゆみ・湿疹などが出ていないか毎回確認します。
異常が出ている場所へ無理に貼り続けないでください。
はがれたら新しいものを貼り直していい?
完全にはがれてしまった場合の扱いは、貼付していた時間や処方内容によって判断が変わることがあります。
短時間ではがれたからといって、何度も新しいテープを追加すると使用量が増えます。
迷ったときは、薬局へ「何時に貼って、何時にはがれたか」を伝えて確認すると判断しやすくなります。
15歳未満の子どもは使える?
市販のロキソニンSテープシリーズは、15歳未満は使用しないことになっています。
医療用のロキソニンテープについては、PMDA添付文書で「小児等を対象とした臨床試験は実施していない」とされています。
子どもの打撲や捻挫に、家族の処方残薬を自己判断で貼るのは避けてください。
皮膚が弱い人はどうする?
市販薬では、皮膚が弱い人は使用前に腕の内側へ小片を半日以上貼り、発疹・発赤・かゆみ・かぶれ等が起きないことを確認してから使用するよう案内されています。
医療用でも高齢者を中心に貼付部の皮膚症状が問題になることがあります。
貼った部分に強いかゆみ、赤み、水疱、腫れなどが出た場合は、使用を中止して相談します。
何枚も必要になる痛みは受診のサイン?
広い範囲へ何枚も貼りたくなる場合は、単なる「貼る枚数」の問題だけではないことがあります。
- 痛みの原因がはっきりしない
- 痛みが急に強くなった
- 腫れ・発赤・熱感が強い
- しびれや筋力低下がある
- 転倒・外傷後の痛みが続く
- 湿布を使っても改善しない
こうした場合は、貼付枚数を増やして対応するより、医療機関で原因を確認した方が安全です。
63枚処方されたとき、薬局では何を確認する?
薬局では「63枚出ているから1日○枚」と逆算してはいけません。
確認するのは、処方箋に記載された、
- 1回の使用枚数
- 1日の使用回数
- 貼付部位
- 投与日数
です。
たとえば同じ63枚でも、1日1枚なら63日分に相当し、1日3枚なら21日分に相当します。実際には医師の指示や処方内容に従って判断します。
用法が曖昧、部位と枚数が合わない、患者さんの認識と処方内容が食い違う場合は、自己解釈せず処方元へ確認します。
2026年度改定で「湿布薬」から「貼付剤」になった意味
2026年度診療報酬改定では、63枚制限に関する規定の用語が、従来の「湿布薬」から「貼付剤」へ見直されました。
これは、貼付剤の承認状況を踏まえた用語整理です。
一方で、患者さんが知りたい実務上のポイントは変わりません。63枚は1日の使用上限ではなく、1処方に関する保険診療上のルールです。
薬局での30秒説明

市販薬なら、いつ受診した方がいい?
ロキソニンSテープの説明では、5~6日間使用しても症状がよくならない場合は使用を中止して相談するよう案内されています。
また、連続して2週間以上使用しないこととされています。
それ以前でも、次のような場合は早めの受診を検討します。
- 強い腫れや熱感がある
- 転倒や外傷後に体重をかけられない
- しびれ・筋力低下がある
- 夜間も強く痛む
- 発熱を伴う
- 痛みが日に日に強くなる
貼り薬は痛みを和らげる対症療法です。原因そのものを治す薬ではないため、改善しない場合は原因確認が必要です。
「痛いところ全部に貼る」はおすすめ?
市販薬では日枚数上限の範囲内で複数部位へ使用できますが、痛い場所すべてに機械的に貼るより、痛みの原因を確認することが重要です。
特に、肩・腰・膝・手首など複数部位が同時に強く痛む場合は、単純な筋肉痛だけではないことがあります。
何枚貼るかで悩むほど広範囲なら、自己判断で貼付量を増やす前に相談しましょう。
患者さんからよくある質問
Q.医療用なら10枚貼っても大丈夫?
添付文書に具体的な日枚数上限はありませんが、何枚でも安全という意味ではありません。自己判断で大量に貼らず、処方された用法・用量を守ってください。
Q.肩と腰に同時に貼っていい?
市販薬は、複数部位へ使うこと自体は可能ですが、全身の1日上限を守ります。医療用は処方指示に従ってください。
Q.市販のロキソニンSテープを半分に切れば8か所使える?
切って使用することはできますが、メーカーは切る前の大きさを基準に枚数を数えるよう案内しています。
Q.ロキソニンSテープとロキソニンEXテープは上限が違う?
ロキソニンEXテープも、通常サイズは1日4枚までです。製品ごとに濃度・サイズ・配合成分が異なるため、それぞれの用法・用量を確認してください。
Q.2週間以上ずっと貼ってもいい?
市販薬は連続して2週間以上使用しないよう明記されています。5~6日使用しても改善しない場合も相談・受診が推奨されています。
Q.湿布を63枚処方されたら、1日何枚使う?
63枚は1処方の制度上の枚数であり、1日の使用枚数を示すものではありません。処方箋・薬袋に記載された用法を確認してください。
なぜ医療用は1日1回なの?
医療用ロキソプロフェン貼付剤の臨床試験では、変形性膝関節症患者を対象に1日1回と1日2回が比較されています。
最終全般改善度の「改善」以上は、1日1回群80.0%、1日2回群79.7%で、承認された用法は1日1回です。
「朝と夜の2回にした方が強く効きそう」と自己判断で回数を増やす必要はありません。
薬剤師が処方監査で確認したいポイント
ロキソニンテープを受け付けたときは、単に総枚数を見るだけでなく、次の点を確認すると実務的です。
- 50mg・100mgの規格
- 1回の貼付枚数
- 1日1回になっているか
- 貼付部位
- 処方日数と総枚数が整合しているか
- 他のNSAIDs外用薬が重複していないか
- アスピリン喘息の既往
- 妊娠の可能性
- 高齢者では貼付部皮膚の状態
たとえば「1日2枚×14日」の処方なら28枚、「1日3枚×21日」なら63枚です。総枚数だけ見ず、患者さんが実際にどう使う処方なのかを確認します。
2026年版|ロキソニンテープの枚数まとめ
| 区分 | ルール |
|---|---|
| 市販 ロキソニンSテープ | 1日1回、全身4枚まで |
| 市販 ロキソニンSテープL | 1日1回、全身2枚まで |
| 市販 ロキソニンSテープmini | 1日1回、全身8枚まで |
| 医療用50mg・100mg | 1日1回、患部に貼付。具体的日枚数上限の記載なし |
| 保険診療上 | 原則1処方63枚。2026年度から規定上の表現は「貼付剤」へ見直し |
薬局でよくある「使い方のズレ」
「63枚もらったから毎日3枚貼っている」
処方総枚数から1日使用枚数を自己判断するのは危険です。薬袋・処方箋の用法を確認します。
「痛い日は朝と夜に貼り替える」
医療用も市販薬も基本は1日1回です。痛みが強いからといって回数を増やさず、改善しない場合は相談します。
「病院の湿布に市販の湿布も足す」
市販のロキソニンSテープは、使用中に他の外用鎮痛消炎薬を使用しないことになっています。処方薬がある場合も、市販品を追加する前に確認してください。
「かぶれているけど場所を少しずらして貼る」
湿疹・発疹・損傷皮膚への使用は避けます。皮膚トラブルがあるときは、無理に貼付を続けず相談します。

まとめ|「4枚・2枚・8枚・63枚」は全部意味が違う
- 市販の通常サイズは1日4枚まで
- Lサイズは1日2枚まで
- miniは1日8枚まで
- 医療用は「1日1回、患部に貼付」で具体的日枚数上限の記載なし
- 医療用でも自己判断で枚数を増やさない
- 63枚は保険診療上の1処方ルール
- 2026年度改定で「湿布薬」から「貼付剤」へ表現が見直された
- 高齢者では貼付部の皮膚状態に注意
- アスピリン喘息・その既往歴は禁忌
- 妊娠中は自己判断で使わず医療者へ確認

あわせて読みたい
参考文献・一次情報
- PMDA|ロキソニンテープ50mg/100mg 添付文書
- 第一三共ヘルスケア|ロキソニンSテープ
- 第一三共ヘルスケア|ロキソニンSテープは1日に何枚使用できますか?
- 厚生労働省|令和8年度診療報酬改定について
※本記事は2026年9月時点の公開情報をもとに整理しています。医療用ロキソニンテープは処方された用法・用量を優先してください。



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