熱性けいれんとてんかん発作の違いは?

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熱性けいれんとてんかん発作の違いは?

子どものけいれん発作が起こると、親としては非常に心配になりますよね。

特に「熱性けいれん」と「てんかん発作」は症状が似ているため、違いを知っておくことが重要です。

本記事では、熱性けいれんとてんかん発作の違いを分かりやすく解説し、発症年齢や症状、再発の可能性などを比較していきます。

ゆずまる
ゆずまる
熱性けいれんとてんかんの違いって、見分けるのが難しいよね。でも、発熱があるかどうかが大きなポイントになるよ!

発症年齢

  • 熱性けいれん:6か月〜5歳の小児に多い
  • てんかん発作:年齢に関係なく発症する

発作の誘因

  • 熱性けいれん:発熱(38℃以上)が誘因となる
  • てんかん発作:発熱なしでも発作が起こる

発作の持続時間

  • 熱性けいれん:通常5分未満(単純型)、複雑型は15分以上
  • てんかん発作:数秒〜数分、長時間続くこともある

発作の種類

  • 熱性けいれん:全身のけいれん(強直間代発作)が多い
  • てんかん発作:焦点性発作(片側の手足のみのけいれん)や意識消失を伴う発作もあり

発作後の回復

  • 熱性けいれん:発作後は比較的すぐに回復し、後遺症が残ることは少ない
  • てんかん発作:発作後に混乱や強い眠気が続くことがある

家族歴

  • 熱性けいれん:家族に熱性けいれんの既往があることが多い
  • てんかん発作:てんかんの家族歴がある場合がある

再発の可能性

  • 熱性けいれん:5歳までに2〜3回程度の再発があるが、その後は自然に消失する
  • てんかん発作:慢性的に繰り返す可能性が高い

脳波の異常

  • 熱性けいれん:通常、脳波異常は見られない
  • てんかん発作:脳波検査で特徴的な異常波が見られることが多い

熱性けいれんとてんかん発作の違い一覧表

比較項目 熱性けいれん てんかん発作
発症年齢 6か月〜5歳の小児 年齢問わず発症
発作の誘因 発熱(38℃以上) 発熱なしでも発作が起こる
発作の持続時間 5分未満が多い(複雑型は15分以上も) 数秒〜数分、長時間続く場合も
発作の種類 全身性のけいれん(強直間代発作) 焦点性発作(片側のけいれんなど)もあり
発作後の回復 速やかに回復、後遺症なし 混乱や眠気が続くことがある
家族歴 熱性けいれんの家族歴あり てんかんの家族歴があることも
再発の可能性 5歳までに2〜3回起こるが自然消失 慢性的に繰り返す可能性が高い
脳波の異常 異常なし 異常波が見られることが多い

まとめ

  • 発熱が誘因であり、5歳以下の小児で発症し、短時間で回復する場合は「熱性けいれん」の可能性が高い
  • 発熱なしで繰り返す発作や、長時間続く、焦点性の発作がある場合は「てんかん発作」の可能性がある

注意:熱性けいれんが長時間続いたり、頻繁に繰り返す場合は、てんかんとの鑑別が必要です。

疑わしい場合は、小児科や神経科を受診し、専門的な診断を受けることが重要です。

よくある質問

熱性けいれんとてんかん発作の違いは何ですか?

熱性けいれんは発熱が原因で起こり、5歳以下の小児に多く見られます。一方、てんかん発作は発熱の有無に関係なく発生し、繰り返し起こる特徴があります。

熱性けいれんを起こした場合、病院に行くべきですか?

通常、単純型の熱性けいれん(5分未満で自然に治まるもの)は緊急性が低いですが、初めての発作や10分以上続く場合はすぐに医療機関を受診してください。

熱性けいれんがてんかんに移行することはありますか?

熱性けいれんが直接てんかんに移行することは少ないですが、まれに基礎疾患がある場合や、複雑型熱性けいれんが繰り返される場合は、てんかんのリスクが高くなります。

熱性けいれんを予防する方法はありますか?

完全に予防することは難しいですが、発熱時に適切な体温管理を行い、解熱剤を適切に使用することでリスクを下げることができます。

熱性けいれんを起こしたら、どう対処すればいいですか?

冷静に対応し、発作中はお子さんを横向きに寝かせて気道を確保し、舌をかまないように注意しましょう。無理に口の中に物を入れないでください。発作が5分以上続く場合や、何度も繰り返す場合は、すぐに救急車を呼んでください

参考文献

 

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